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2024/6/9

42歳の時にギターを買いましたが、2~3年で弾くのをやめてしまいました。理由は爪がしょっちゅう割れるからです。

やすりでなく爪切りを使っていたのは良くなかったです。そのうえ私は家事もDIYも園芸もやりますから、さあギターを弾こうと思うと爪が割れている。ほっておくともっと割れが広がるので爪を切って数日はギターが弾けません。そんなことが何回も続いたので、ついに嫌になってやめてしまったのです。

しまってあったギターをもう一度取り出したのは54歳の時です。スキーで捻挫をしてしまってしばらく活動できなかったからです。

弦が張ってあったのですぐに音を出せました。弾いてみたら、ああ、楽しい。なんでこんな楽しいことをやめていたんだろう。もういちど真面目にギターを弾いてみようと思いました。

続けるためには爪に気を使うことが大事だと思い、爪用のやすりを買って2日に一度は手入れをすることにしました。そして爪の先をぶつけないように気を付けて生活しました。おかげで爪は以前よりずっと割れなくなりました。

しかし割れなくなった理由は多分それだけではありません。どうも年を取ると爪が固くなるようです。年を取った父の爪を切ってあげたとき、爪の厚さと硬さに驚きました。

年を取るといいこともありますよ。やすりを使うほどに賢くなりましたし(笑)爪が強くなりました。いま爪が割れてギターが嫌いになった人も、ギターを捨てず、弦を張ったままにしておいてください。そのうち爪が強くなりますよ。


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