憧れのイタリア
2019-4-27
イタリアは歴史の国、陽気な人々の国、そして歌とギターの国。
もう30年も前のことですが、新婚旅行でイタリアに行きローマを訪れました。フォロ・ロマーノ、コロッセオ、トレヴィの泉、そしてヴァチカン。それらはまさにヨーロッパ文化のルーツであり、当時の人知の粋です。
しかし、今から思えば行けばよかったもう一つのイタリア、ヴェネチア。舟に揺られ水と一緒に暮らす町。陽気な人々の町。そして、カンツォーネ。映像でしか見たことがない憧れのイタリア、私の想像のイタリアです。
去年突然作曲をしてみようと思い立ち、最初に作ろうと思ったのがこのイタリアの町でした。でも作曲のしかたなんて知りません。そこで「イタリアの歌手になったつもりで歌ってみよう」と、思い付きで歌ったのがこのメロディーです。あとはそれにハーモニーとベースをつけただけ。上手に作ろうとせず、とにかく一曲完成させてみること、それだけを考えて作ったのが私の作品番号1のこの曲です。
妻に「これ、俺が作った曲だよ」と言ったら「本に載っている曲かと思った」言ってくれたのでちょっと自信を持ちました。
楽譜には繰り返し記号がありますが、この演奏では繰り返していません。私の演奏のぼろが出ないようにです 🙂