遺跡からの眺め

2025/10/7

遺跡を見るのではなく、遺跡から外を見る。あたかもそこの住人であったかのように。

かつてこの建物を誇りに思っていた人がいたはずだ。中には身分の高い人もいたはずだ。彼らが今この景色を見たらその胸には何が去来するのか?

消え去ったものへのむなしさ? 何の変哲もない日常の思い出? かつての栄光の日々?
いや、すべてが時の流れの中で平坦になっていくことへの安堵感かもしれない。

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